「麻雀」GAMEDESIGNは超お手軽、一人で遊べる完全無料のフラッシュ麻雀ゲームです。ダウンロードやインストールも不要でブラウザでサクサク麻雀を楽しむことができます。対人オンライン麻雀ゲームではないので、「手役をじっくり考えたい」「対戦相手をきにせずに長考したい」なんて方にも最適です。

下記のページでの似たような記事をまとめているので、良ければ参考にしてみてください。
GAMEDESIGN-3つの無料麻雀ゲーム

「麻雀」GAMEDESIGN-もくじ

「麻雀」GAMEDESIGNとは?

GAMEDESIGNタイトル

「麻雀」GAMEDESIGNは、ダウンロードやインストール、その他面倒な登録が一切不要でブラウザでサクサク動作するフラッシュ麻雀ゲームとなります。PCはもちろん、スマートフォンでも問題なく動作します。

ゲームモードは「本麻雀‐東風戦」と「本麻雀‐東南戦」と「ミニ麻雀」の3種になります。3種共に対人プレイではなく、対戦相手の3人は全てNPC(ノンプレイキャラクター=プレイヤーが操作していないキャラクター)となるので、時間を気にせずじっくりと考えながら摸打や副露の選択をすることが可能です。

別ウィンドウ
「麻雀」GAMEDESIGN【東風戦】で遊んでみる
「麻雀」GAMEDESIGN【東南戦】で遊んでみる
ミニ麻雀で遊んでみる
※スマートホンで東南戦にアクセスすると東風戦に移動します。

「麻雀」GAMEDESIGNで採用されているルール

「麻雀」GAMEDESIGNではタイトル横に記載されているルールが採用されています。麻雀初心者の方には聞き慣れないものもあると思うので簡単に紹介しておきます。

東南戦と東風戦

一般的に定着しているゲームの単位は半荘(東南戦)となります。【東】や【南】は大きなくくりで場と呼ばれ場は4ゲーム(局)1組で構成されています。

つまり東南戦とは東場の4局、南場の4局、親が合計で8回流れるとゲームが終了するルールとなります。これに対して東風戦とはこれの半分で親が4回流れたら終了になる短期決戦のルールとなります。NPC相手だと、打ち筋が単調になり飽きが早いので、これは東風戦で丁度良い気がします。

喰いタン、後付けあり

俗に言う「ありあり」ルールの事です。喰いタンの「喰い」とは副露のことを指します。つまり喰いタンとは副露してもタンヤオが成立することを意味します。ただし、喰いタンは極端に手が速く進む場合があるのでグループによっては禁止してる場合があります。

次に「後付け」についてですが、麻雀で和了するためには必ず1飜以上の役が必要になってきます。「後付け」とはこの役を面子を構成していく上で先に確定できていないことを指します。具体的には以下のような牌姿です。

後付け・中付け

確定役が中の明刻しかない状態ですが、副露のタイミングが第一副露ではなく第二副露となっているため、後付け(中付け)となり、後付け無しルールでは和了することはできません。

「麻雀」GAMEDESIGNでは後付けありルールなので問題なく和了することが可能です。後付けなしルールになるとルールが非常にややこしくなります。下記のページで「後付け」についてまとめているのでよければそちらも確認してみてください。

平和ツモあり(ピンヅモあり)

平和+門前清自摸和(メンゼンツモ)。これは、20符2翻で子の場合は1300点(400点/700点)、親の場合2000点(700点オール)となります。これが一般的な平和+メンゼンツモのルールです。「麻雀」GAMEDESIGNではこの一般的なルールを採用しています。

ただしピンフには【平らな和了(あがり)=符点が付かない】といった意味があり、ここから派生したローカルルールに「ピンフ+ツモの形の和了はツモのみにする」といったものがあります。これはどういうことかと言うと、【ピンフ=符点が付かない和了】なのであれば、ツモ点の2符が付くのはおかしい。ツモ点の2符をつけるのであればピンフは認めないといったところから来ています。

この場合、このローカルルールを採用する場合は平和+ツモの場合ピンフが消失するので、ツモのみとなります。具体的な点数で言うと30符1翻となるので、子の場合は1000点(300点/500点)、親の場合は1500点(500点オール)となります。

十三不塔(シーサンプーター)なし

十三不塔(シーサンプーター)はローカル役の一つです。具体的には下記の牌姿となります。

十三不塔(シーサンプーター

十三不塔が成立する条件は、親は配牌時に、子は副露が入っていない第一ツモの時に4面子1雀頭のうちの4面子に一切の順子・刻子・搭子が含まれていないことが条件となります。要はものすごく悪い手のことですね。ただし雀頭は必要。

これが成立するとローカルルールでは満貫や役満が適用されることがありますが、ローカルルールなので確定した取り決めはありません。「麻雀」GAMEDESIGNでは十三不塔は無しとなっています。

流し満貫なし

流し満貫は特定のプレイヤーの河に捨てられた牌の全てが老頭牌+字牌、つまりヤオチューハイであれば成立するローカル役の一つとなります。ただし、ヤオチューハイを一度でも副露されると流し満貫は不成立。当然自身で副露をしても不成立となります。

三連刻(サンレンコー)・四連刻(スーレンコー)なし
三連刻と四連刻

牌姿のように、同種の数牌の刻子を連番で3つ揃えた物を三連刻、4つ揃えた物を四連刻といいどちらもローカル役となります。

三連刻の場合は2飜、四連刻の場合は役満とする場合が多くなっていますが、四連刻を6飜とする場合や、雀頭を含めて連番になった時のみを役満を認める場合など、決まった規定はありません。ちなみに刻子系の役となるため副露しても役は成立し喰い下がりはしません。

喰い替えあり
喰い替え

喰い替えとは、すでに完成した面子(順子や刻子)を副露し面子から溢れた牌を直後に打牌する行為のことを指します。喰い替えは「あり」とするのが一般的なルールで「なし」とするのがローカルルールとなります。

4人リーチ続行

4人リーチは別名、四家立直(スーチャリーチ)と言い、一局の間に4人のリーチが成立した状態のことを指し、4人目のリーチが成立した時点、つまり4人目のリーチ宣言牌で誰もロンできなかった場合はその時点で途中流局となります。

「麻雀」GAMEDESIGNでは「4人リーチ続行」となっているので、四家立直(スーチャリーチ)でも途中流局とはせずにそのままゲームを続行することになります。

複数ロンなし(頭ハネ)

複数ロン、つまりダブロン(ダブルロン)やトリロン(トリプルロン)といった具合に1つの打牌で複数の和了者がでてしまうことを指します。これを禁止するのが頭ハネです。頭ハネは特定のプレイヤーの打牌で複数の和了が出てしまった場合、放銃したプレイヤーを除いて一番ツモ番が早いプレイヤーの和了のみを認めるルールとなります。

パオ、責任払い無し

【包(パオ)=責任払い】は大三元・大四喜・四槓子の3つの役満を確定させる副露をさせたプレイヤーにペナルティーを課すというものです。具体的に言うと以下のような牌姿。

大三元の包(パオ)

既に白發が副露され晒されています。ここで中を誰かが捨てると、東家は中をポンして大三元が確定してしまいます。この時大三元を確定させてしまう打牌、中を捨ててしまったプレイヤーに責任払いが適用されます。

当然の話ですが、メンゼンで手を進められているとどの役を狙っているかわからないので、役満を確定させてしまうような牌を副露させても問題ありません。要は、「見え見えの役満手に危険牌をふってはいけません。」というのが包の根幹となっています。

ペナルティーの内容は、無関係の第三者が大三元に放銃してしまった場合は、支払う点数を包適用者と折半。東家が自力のツモで大三元を和了した場合は、包適用者が全点数を支払うことになります。「麻雀」GAMEDESIGNではこの責任払いのルールは無しということになっています。

7700点=満貫

これはそのままですね。
子の30符4飜の7700点は満貫の8000点とわずか300点の差しかない近似値なので、子が30符4飜で和了したら満貫の8000点にしましょうというものです。

関連記事
箱割れで半荘終了

箱割れとは、「ハコ」「ドボン」「飛ぶ」等様々な呼び名がありますが、要は持ち手がマイナスになったことを意味します。つまり箱割れで半荘終了というのは、誰か一人でも点数がマイナスになるとその時点でゲーム終了することを意味します。

ローカルルールでは、ハコ下と言って点数がマイナスになってもマイナス分の点数を借金としてそのままゲームを続行するルールもあります。

「麻雀」GAMEDESIGNで点数計算の練習を!!

正直麻雀上級者がじっくりと腰を据えてするには少し物足りない麻雀ゲームですが、初心者や中級者にとっては、完全無料でできる麻雀ゲームとして十分楽しむことができると思います。

特に麻雀を始めたばかりの超初心者の方にはかなりおすすめです。「麻雀」GAMEDESIGNで麻雀の大まかな進め方や手役の確認を時間をかけてゆっくり確認することができます。

中でも特に麻雀初心者や中級者の方に活用していただきたいのが「麻雀」GAMEDESIGNを使った点数計算の練習です。「麻雀」GAMEDESIGNは対人ゲームではないので任意の場所でゲーム画面を止めることができます。(NPCの打牌等は不可)。

ですので、コンピューターも含めて誰かが和了すると点数表示直前に画面を静止させることが可能です。まずは手役の点数を頭で数えてから点数を表示させると、麻雀ゲームを楽しみながら点数計算の練習をすることができます。「麻雀」GAMEDESIGNの進め方を含めて流れを見ていきます。

立直画面「麻雀」GAMEDESIGN

テンパイすると立直コマンドが表示されます。どの牌を切ると良いかを知らせるアシストはないので自分で捨て牌を選択する必要がありますが、該当牌しか切ることができないのでチョンボになることはありません。もちろん、ダマテンも可能なので、リーチをしない場合は立直コマンドを無視して不要牌を選択して打牌していきます。

ロン「麻雀」GAMEDESIGN

対面が和了牌である7ワンを打牌したのでロンを選択。

裏ドラ開示「麻雀」GAMEDESIGN

ロンを選択すると裏ドラ表示牌が開示されるのでここでストップ!!点数を頭の中で計算しましょう。頭の中で計算が終えたら、点数を表示させます。

点数表示「麻雀」GAMEDESIGN

点数が表示されました。これを繰り返していくと自然に点数計算が早くなっていきます。ただしルール先ほどルールの部分で触れたとおり、子の30符4翻は本来7700点ですが、点数計算を簡略化するために、満貫の8000点としています。この部分だけ注意しておきましょう。

ポイント累計「麻雀」GAMEDESIGN

半荘が終了すると点数の集計と最終的なポイントが表示されます。
配給原点25000点の原点30000点なのでトップ賞のオカは20000点。
順位賞のウマは原点割れしたプレイヤーの数によって変化する変則ウマを採用。具体的には、
一人沈みの場合は(+30 +20 +10 -60)
二人沈みの場合は(+20 +10 -10 -20)
三人沈みの場合は(+60 -10 -20 -30)となっています。

一局の履歴「麻雀」GAMEDESIGN

最後に一局の点数の動きが一覧で表示されます。以上が「麻雀」GAMEDESIGNの流れとなります。他のオンライン麻雀等で見かける、牌譜や段位システム等はないので、「麻雀」GAMEDESIGNで雀力を向上させるのは難しいでしょう。

おまけのミニ麻雀

ミニ麻雀
ミニ麻雀配牌

「麻雀」GAMEDESIGNでは別ページでミニ麻雀を楽しむことができます。ミニ麻雀は2面子1雀頭で和了とするその名の通り麻雀の簡素番です。ワンズは使用せず、ピンズとソウズ・字牌のみでゲームを進行していきます。副露がなければ摸打たったの9回となります。

ミニ麻雀のルール

ミニ麻雀では以下のルールが採用されています。
親が4回流れるとゲームが終了する「東風戦」。喰いタンあり、後付けありの「ありあり」。ノーテン流局での「親流れ」。七対子ならる「四対子は無し」。リンシャン牌が2枚しか無いため、「二槓成立での途中流局」。

ミニ麻雀の特徴

とにかく、手牌の数が少ないのでものすごいスピードでテンパイします。当然ですが、簡単にチンイツやホンイツをつくることも可能で、ダブリーや2~3巡目でリーチなんてことも頻繁に起こります。

ミニ麻雀役
ミニ麻雀点数

和了すると役と点数が表示されます。また、一位になれなかったCPUは・・・・

ミニ麻雀2着
ミニ麻雀3着
ミニ麻雀ラス

このように悲痛な表情を見せてくれます。